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Posted by 滋賀咲くブログ at

2015年01月22日

呑み鉄plus/スラント型キハ183系に乗る!

☆ディーゼル特急「オホーツク4号」

旭川から札幌間は、特急「オホーツク4号」に乗車する。JR化後に改良はされているが旧国鉄型のキハ183系が運用されている。登場当初の「スラント型ノーズ」を採用した高運転台のものが使用されているはずである。乗り継ぎ時間は僅か、楽しみに入線を待つ。
旭川駅


旭川案内表示


ホームで入線のアナウンスが終わると、上川方からディーゼル特急「オホーツク4号」が入線してきた。指定は3号車である。定刻13:13に旭川駅を14D(キロハ182-6×4連)は、力強くディーゼルエンジン音を響かせながら離れていった。
3号車の指定席は、閑散としていた。リクライニングシートに身を沈める。
この車両は、グリーン席と普通席が1両にまとめられている。元々の形式かと思っていたら、旧国鉄時代はキロ182として登場して、普通席の区画は、ビュッフェとしての機能を備えていたとのこと。確かに当時、食堂車がどんどん廃止されていたが、北海道の特急列車の長距離列車では、まだ食堂車が活躍していたように思う。この形式の登場で食堂車が無くなっていったような気がする。
そのため食堂の廃止の代替として、ビュッフェ方式による供食が行われていた。今となっては、車内販売すら廃止に追い込まれる事態になっているが、特急列車の速達化や駅などのコンビニの充実など理由はさまざまのようだ。
JR化後に、ビュッフェ区画が普通席区画に改造されたとのこと。16人分(2人掛×2×4)のコンパクトな区画だ。
オホーツク①


オホーツク②座席


オホーツク③キロハ


オホーツク④キロハ


特急「オホーツク4号」は、旭川を発ったあと、深川(13:34)、滝川(13:49)、岩見沢(14:17)、と終点札幌(14:45)の4駅に停車する。136.8kmを1時間30分で結ぶ、表定速度は約90km/hの計算だ。
深川に停車する。増毛へ延びる留萌本線の起点である。今は廃線となったが19年前には、ここから名寄へ延びる深名線の起点でもあった。19年前に訪れたときにはキハ53が単行で(本州のキハ53基本番代と異なりキハ56を両運転台化した車両で500番台を名乗っていた。)
運行されていた。その次の年には廃線となりバス転換された。鉄道にもバスにも両方に乗車しており思い出深い。
 車内販売の巡回があったので、ご当地サッポロ缶ビールと柿の種を購入する。
この組み合わせは、呑鉄朗の思う基本スタイルだ。本日の呑み鉄開始、単独で「乾杯!」。
 晴れた空の下、列車は快調に進んでいく。ビールの消費も快調だ。このまま小樽まで運んでくれたら嬉しいのだが。車内も暖かく、記憶が遠のいていく。
 札幌到着を告げるアナウンスで目覚めた。
オホーツク⑤


  


Posted by 呑鉄朗 at 06:43男の休日2014北海道