2015年03月31日
呑み鉄plus/乗り鉄「紀伊半島」一周の旅②
☆オーシャンブルーがきのくに線を行く

新大阪駅では、入線後僅かな時間で車内清掃を行い折り返す。列車入線後も乗車待ちの列が続く。
63M「スーパーくろしお13号」は、381系のグレードアップ車で先頭車のグリーン車がパノラマ車なのが特徴である。紀勢本線(きのくに線)は、太平洋を見渡しながら走る路線で、イメージカラーが「オーシャンブルー」だ、特急列車にも普通列車にもこれらが採用されている。
さて、車内清掃も完了し乗車案内が流れる。指定席の車内に進むと2×2人掛席が並ぶが構造の関係で2箇所1×1人掛席がある。
一人旅なら特等席だ。まず始めの目的地は白浜だ。
新大阪から白浜までは、181.3km(営業キロ)でこの63M「スーパーくろしお13号」は、2時間15分で走破する。定刻(13:00)にホームを離れる。大阪駅には入らず、貨物線を経由して大阪環状線に進み天王寺から阪和線を南下、和歌山から紀勢本線(きのくに線)を南下する。
早速、缶ビールで飲み鉄開始。流れる車窓を眺めながら、景色とビールに酔う・・・。そして、連日の疲れか、そのまま睡魔が・・・・。
ほとんど記憶もなく、列車の揺れだけを体が感じている。
和歌山で一度目が覚めたが、またまた睡魔が・・・。(これは呑み鉄ではなく、寝る鉄か!)


いつの間にか本日の目的地、白浜(15:15)に到着してしまった。反対側ホームでは、新大阪行きの2074Mくろしお24号が出発を待っていた。
白浜は、日本三古湯と呼ばれる古くからの温泉地である。(三古湯とは、有馬温泉・道後温泉・白浜温泉を指す)
ここでしっかり癒されるつもりだ。


さて後日・・・引き続き、白浜駅から紀伊勝浦を目指す。
白浜から「オーシャンブルー」の普通列車で南下の予定だ。駅ではアロハシャツの駅係員さんに出迎えられる。




ホームでしばらく待つと、オーシャンブルーを纏った105系2連が紀伊田辺方から入線してきた。

新大阪駅では、入線後僅かな時間で車内清掃を行い折り返す。列車入線後も乗車待ちの列が続く。
63M「スーパーくろしお13号」は、381系のグレードアップ車で先頭車のグリーン車がパノラマ車なのが特徴である。紀勢本線(きのくに線)は、太平洋を見渡しながら走る路線で、イメージカラーが「オーシャンブルー」だ、特急列車にも普通列車にもこれらが採用されている。
さて、車内清掃も完了し乗車案内が流れる。指定席の車内に進むと2×2人掛席が並ぶが構造の関係で2箇所1×1人掛席がある。
一人旅なら特等席だ。まず始めの目的地は白浜だ。
新大阪から白浜までは、181.3km(営業キロ)でこの63M「スーパーくろしお13号」は、2時間15分で走破する。定刻(13:00)にホームを離れる。大阪駅には入らず、貨物線を経由して大阪環状線に進み天王寺から阪和線を南下、和歌山から紀勢本線(きのくに線)を南下する。
早速、缶ビールで飲み鉄開始。流れる車窓を眺めながら、景色とビールに酔う・・・。そして、連日の疲れか、そのまま睡魔が・・・・。
ほとんど記憶もなく、列車の揺れだけを体が感じている。
和歌山で一度目が覚めたが、またまた睡魔が・・・。(これは呑み鉄ではなく、寝る鉄か!)
いつの間にか本日の目的地、白浜(15:15)に到着してしまった。反対側ホームでは、新大阪行きの2074Mくろしお24号が出発を待っていた。
白浜は、日本三古湯と呼ばれる古くからの温泉地である。(三古湯とは、有馬温泉・道後温泉・白浜温泉を指す)
ここでしっかり癒されるつもりだ。
さて後日・・・引き続き、白浜駅から紀伊勝浦を目指す。
白浜から「オーシャンブルー」の普通列車で南下の予定だ。駅ではアロハシャツの駅係員さんに出迎えられる。
ホームでしばらく待つと、オーシャンブルーを纏った105系2連が紀伊田辺方から入線してきた。
2015年03月29日
呑み鉄plus/呑み鉄万歳!
☆呑み鉄万歳!

みなさまご訪問ありがとうございます。
3月中旬からお見えになる方が随分増えました。
理由は分からなかったのですが、常連の方々ではなく、初めての訪問の方が増えているのは間違いがないです。
今日本屋で久しぶりに鉄道雑誌を見ると「旅と鉄道」5月号の記事に「呑み鉄」というワードがありました。
思わず即買してしました。なるほど読者の方々がキーワードで検索されているのだなと思いました。
少し「呑み鉄」が言葉として浸透してきたのかな・・・。
これからも楽しく呑みながら当ブログを改善しながら楽しいものにしていきたいと思います。
応援よろしくお願いします。



呑鉄朗
みなさまご訪問ありがとうございます。
3月中旬からお見えになる方が随分増えました。
理由は分からなかったのですが、常連の方々ではなく、初めての訪問の方が増えているのは間違いがないです。
今日本屋で久しぶりに鉄道雑誌を見ると「旅と鉄道」5月号の記事に「呑み鉄」というワードがありました。
思わず即買してしました。なるほど読者の方々がキーワードで検索されているのだなと思いました。
少し「呑み鉄」が言葉として浸透してきたのかな・・・。
これからも楽しく呑みながら当ブログを改善しながら楽しいものにしていきたいと思います。
応援よろしくお願いします。
呑鉄朗
2015年03月29日
呑み鉄plus/乗り鉄「紀伊半島」一周の旅①
☆発車前のひととき

6月22日
新大阪駅のホームに降り立った。
今回は、新大阪から白浜に向かい、紀伊勝浦を経て、亀山まで主に紀勢本線の旅に出ることにした。
まずは、63M「スーパーくろしお13号」13:00発新宮行に乗車するべく11番ホームへ。少し早めに到着していた。

反対側の12番ホームには、城崎温泉からの3012M「こうのとり12号」183系700番台×4連が任を終え回送での出発待ちをしていた。
多数の特急列車の起点・終点となるターミナル駅は列車を見ているだけでも楽しい。

つい最近まで、この新大阪駅のホームでは、九州方面に向かう寝台特急「なは」「あかつき」や東北へ向かう寝台特急「日本海」、
東京へ向かう寝台急行「銀河」などを次々に見ることが出来た。
ホームにあった立ち食い店から蕎麦とビールで何度も見送った思い出がある。

「こうのとり」に使用されている旧国鉄色の183系700番台は、改造による系列変更の経歴を持つ。元々は北陸路で活躍してきた「雷鳥」に使用されてきた485系の一派だ。「雷鳥」に681系が登場したことによりこの北近畿地区にコンバートされ、交流機器を他車両に供出して直流専用車になった際に183系700番台に系列変更されたもの。

プロトタイプの183系は、比較的短距離での運用や混雑区間を想定して設計された(と聞く)ので、1車両の両端に乗降(出入)口を持つが、485系は1両に1箇所のみの乗降(出入)口で設計されており、同じ系列であるがかなり異なっている。

・・などと考えている間に、車両基地に向けて去っていった。

さて、目の前には乗車する63M「スーパーくろしお13号」が入線してきた。

6月22日
新大阪駅のホームに降り立った。
今回は、新大阪から白浜に向かい、紀伊勝浦を経て、亀山まで主に紀勢本線の旅に出ることにした。
まずは、63M「スーパーくろしお13号」13:00発新宮行に乗車するべく11番ホームへ。少し早めに到着していた。
反対側の12番ホームには、城崎温泉からの3012M「こうのとり12号」183系700番台×4連が任を終え回送での出発待ちをしていた。
多数の特急列車の起点・終点となるターミナル駅は列車を見ているだけでも楽しい。
つい最近まで、この新大阪駅のホームでは、九州方面に向かう寝台特急「なは」「あかつき」や東北へ向かう寝台特急「日本海」、
東京へ向かう寝台急行「銀河」などを次々に見ることが出来た。
ホームにあった立ち食い店から蕎麦とビールで何度も見送った思い出がある。
「こうのとり」に使用されている旧国鉄色の183系700番台は、改造による系列変更の経歴を持つ。元々は北陸路で活躍してきた「雷鳥」に使用されてきた485系の一派だ。「雷鳥」に681系が登場したことによりこの北近畿地区にコンバートされ、交流機器を他車両に供出して直流専用車になった際に183系700番台に系列変更されたもの。
プロトタイプの183系は、比較的短距離での運用や混雑区間を想定して設計された(と聞く)ので、1車両の両端に乗降(出入)口を持つが、485系は1両に1箇所のみの乗降(出入)口で設計されており、同じ系列であるがかなり異なっている。
・・などと考えている間に、車両基地に向けて去っていった。
さて、目の前には乗車する63M「スーパーくろしお13号」が入線してきた。
2015年03月26日
呑み鉄plus/乗り鉄「山陰地方」ぶらり気動車の旅⑤
☆名物えきそば

東津山駅で姫新線2834Dに乗り継ぎ、姫路を目指す。キハ120が単行で軽快に進んでいく。空は暗くなってきた。この列車は、姫路までは行かず37.8km(営業キロ)先の佐用までの運用だ。一部ボックスシート、ほとんどロングシートの車内なので車窓を見るには少々苦労する。
転換クロスシートだったら最高なのになぁ・・・と思いながら一路佐用へ向かう。

佐用駅では、新鋭の気動車キハ127系×2連がステンレスの車体で出発を待つ。ながらくキハ40系列が運用に就いてきたが、待ちに待った新鋭気動車といったところ。デザインは、新快速223系のイメージ踏襲という感じだ。

車内は、なんと嬉しい先ほどの希望のとおり2+1人掛転換クロスシートだ。一部にロングシートも見受ける。

874Dは佐用(18:37)を出発、エンジン音を唸らせ、軽快に進む。新快速のような(?)気動車だ。佐用と姫路は、45.9km(営業キロ)、この874Dは約1時間で結ぶ。各駅にしっかり停車するも各駅間はしっかり加速し、どんどん進んでいく。すっかり暗くなった姫新線を駆け抜け姫路に(19:38)到着する。もっとゆっくり乗っていたい車両だった。
さて旅の〆は、姫路駅構内にある名物の「えきそば」を食す。まねき食品株式会社が、昭和24年から提供を始めた「中華麺+和風だし」の組み合わせの蕎麦がたいへんお気に入りだ。

もともとは、列車内に持ち込むため「うどん麺」より長持ちする「中華麺」に目をつけたとか。
しっかりお腹に収め、売店で缶ビールを買い込み新快速で帰路に着く。久々の鈍行旅・・昔の思い出が多数蘇った1日だった。
~ 完 ~
東津山駅で姫新線2834Dに乗り継ぎ、姫路を目指す。キハ120が単行で軽快に進んでいく。空は暗くなってきた。この列車は、姫路までは行かず37.8km(営業キロ)先の佐用までの運用だ。一部ボックスシート、ほとんどロングシートの車内なので車窓を見るには少々苦労する。
転換クロスシートだったら最高なのになぁ・・・と思いながら一路佐用へ向かう。
佐用駅では、新鋭の気動車キハ127系×2連がステンレスの車体で出発を待つ。ながらくキハ40系列が運用に就いてきたが、待ちに待った新鋭気動車といったところ。デザインは、新快速223系のイメージ踏襲という感じだ。
車内は、なんと嬉しい先ほどの希望のとおり2+1人掛転換クロスシートだ。一部にロングシートも見受ける。
874Dは佐用(18:37)を出発、エンジン音を唸らせ、軽快に進む。新快速のような(?)気動車だ。佐用と姫路は、45.9km(営業キロ)、この874Dは約1時間で結ぶ。各駅にしっかり停車するも各駅間はしっかり加速し、どんどん進んでいく。すっかり暗くなった姫新線を駆け抜け姫路に(19:38)到着する。もっとゆっくり乗っていたい車両だった。
さて旅の〆は、姫路駅構内にある名物の「えきそば」を食す。まねき食品株式会社が、昭和24年から提供を始めた「中華麺+和風だし」の組み合わせの蕎麦がたいへんお気に入りだ。
もともとは、列車内に持ち込むため「うどん麺」より長持ちする「中華麺」に目をつけたとか。
しっかりお腹に収め、売店で缶ビールを買い込み新快速で帰路に着く。久々の鈍行旅・・昔の思い出が多数蘇った1日だった。
~ 完 ~
2015年03月25日
呑み鉄plus/乗り鉄「山陰地方」ぶらり気動車の旅④
☆気動車三昧

山陰本線は、京都を起点とし京都府・兵庫県・鳥取県・島根県・山口県のおおよそ日本海側の各都市を結び幡生を結ぶ677.3km(営業キロ)の路線である。運用上は、幡生駅の始終点の列車はなく、山陽本線の下関(幡生の1つ西寄りの駅)が実質の始終点となっている。
区間の大半が非電化の単線路線で、複線区間は京都~園部(愛称:嵯峨野線)など一部と電化区間も京都~城崎、伯耆大山~西出雲などの一部の区間だ。
現在でも気動車王国であるが、かつては客車王国であった。長距離の客車列車が多数運行されていた。なかでも門司発福知山行きの普通列車や、京都発浜田行きの普通列車などが有名だった。国鉄時代には、寝台車を組み込んだ普通列車「山陰」も運行されていた。
JR化後も活躍の範囲は狭くなっていったが、それまでのオハ35などの雑系客車列車から12系や50系と言った客車に更新され運用されていた。客車の好きな呑鉄朗は、この山陰本線には愛着がある。

さて、浜坂駅で実質の長時間停車をした171Dは、535Kと列車名を改め大阪発の1D特急「はまかぜ1号」の接続をとった後、鳥取に向かってホームを離れた。
大阪からの特急「はまかぜ」は先日デビューしたキハ189系6連で運用されていた。

浜坂から鳥取の間は、32.4km(営業キロ)あり、単線の非電化区間である。
対向列車を駅で待ち合わせながら先に進む運用になる。停車時間が若干ながくなるが、列車から駅ホームがゆっくり眺められるのが好きになってしまう。天候が良くないのは残念だが、1時間の乗車を楽しむと終点鳥取(14:17)だ。

目的の鳥取に到着したので、本日はここで折り返すことにする。
山陰本線を帰っていく経路もあるが、鳥取からは内陸に進むことにした。因美線と姫新線を経路に選んだ。次の列車まで1時間程度の休憩時間というか乗り継ぎ時間が発生した。

鳥取駅構内で珈琲タイムを楽しんだあと、ホームへ。15:23発637D智頭行きに乗車する。車両は智頭急行のHOT3500が充当されていた。ロングシートではなくボックスシートが並ぶ車内は、車窓を楽しむには嬉しい限りだ。

鳥取から智頭の間は、31.9km(営業キロ)あり、単線の非電化区間である。優等列車の「スーパーはくと」や「スーパーいなば」が運行される区間でもある。
列車は、山間部を走り智頭(16:19)に到着、ここで智頭急行を経路に選ばず、因美線の列車16:21発681D津山行き単行列車に乗り継ぐ。

運用車両は、キハ120だ。智頭急行が開通するまでは、これから進む区間にも急行「砂丘」が岡山と鳥取を結んでいた。キハ58系・65系が使用され、半室グリーン車のキロハ28が連結され有名であったとともに近年までタブレットが用いられる区間でもあった。
タブレット使用時代の駅には、腕木式信号機が設置されていた。

さて、単行のキハ120は軽快な加速とエンジン音で線路を駆けてゆく。車内は一部ボックスシートであるが大半がロングシートである。僅かな乗客を乗せ、山間部を津山を目指して進む。
終点津山の1つ手前の東津山(17:33着)で、姫新線(17:35発)2834D佐用行に乗り継ぐ。外は雨、周囲はだんだん暗くなってきた。再び単行のキハ120は軽快な加速とエンジン音で線路を駆けてゆく。

山陰本線は、京都を起点とし京都府・兵庫県・鳥取県・島根県・山口県のおおよそ日本海側の各都市を結び幡生を結ぶ677.3km(営業キロ)の路線である。運用上は、幡生駅の始終点の列車はなく、山陽本線の下関(幡生の1つ西寄りの駅)が実質の始終点となっている。
区間の大半が非電化の単線路線で、複線区間は京都~園部(愛称:嵯峨野線)など一部と電化区間も京都~城崎、伯耆大山~西出雲などの一部の区間だ。
現在でも気動車王国であるが、かつては客車王国であった。長距離の客車列車が多数運行されていた。なかでも門司発福知山行きの普通列車や、京都発浜田行きの普通列車などが有名だった。国鉄時代には、寝台車を組み込んだ普通列車「山陰」も運行されていた。
JR化後も活躍の範囲は狭くなっていったが、それまでのオハ35などの雑系客車列車から12系や50系と言った客車に更新され運用されていた。客車の好きな呑鉄朗は、この山陰本線には愛着がある。
さて、浜坂駅で実質の長時間停車をした171Dは、535Kと列車名を改め大阪発の1D特急「はまかぜ1号」の接続をとった後、鳥取に向かってホームを離れた。
大阪からの特急「はまかぜ」は先日デビューしたキハ189系6連で運用されていた。
浜坂から鳥取の間は、32.4km(営業キロ)あり、単線の非電化区間である。
対向列車を駅で待ち合わせながら先に進む運用になる。停車時間が若干ながくなるが、列車から駅ホームがゆっくり眺められるのが好きになってしまう。天候が良くないのは残念だが、1時間の乗車を楽しむと終点鳥取(14:17)だ。
目的の鳥取に到着したので、本日はここで折り返すことにする。
山陰本線を帰っていく経路もあるが、鳥取からは内陸に進むことにした。因美線と姫新線を経路に選んだ。次の列車まで1時間程度の休憩時間というか乗り継ぎ時間が発生した。
鳥取駅構内で珈琲タイムを楽しんだあと、ホームへ。15:23発637D智頭行きに乗車する。車両は智頭急行のHOT3500が充当されていた。ロングシートではなくボックスシートが並ぶ車内は、車窓を楽しむには嬉しい限りだ。
鳥取から智頭の間は、31.9km(営業キロ)あり、単線の非電化区間である。優等列車の「スーパーはくと」や「スーパーいなば」が運行される区間でもある。
列車は、山間部を走り智頭(16:19)に到着、ここで智頭急行を経路に選ばず、因美線の列車16:21発681D津山行き単行列車に乗り継ぐ。
運用車両は、キハ120だ。智頭急行が開通するまでは、これから進む区間にも急行「砂丘」が岡山と鳥取を結んでいた。キハ58系・65系が使用され、半室グリーン車のキロハ28が連結され有名であったとともに近年までタブレットが用いられる区間でもあった。
タブレット使用時代の駅には、腕木式信号機が設置されていた。
さて、単行のキハ120は軽快な加速とエンジン音で線路を駆けてゆく。車内は一部ボックスシートであるが大半がロングシートである。僅かな乗客を乗せ、山間部を津山を目指して進む。
終点津山の1つ手前の東津山(17:33着)で、姫新線(17:35発)2834D佐用行に乗り継ぐ。外は雨、周囲はだんだん暗くなってきた。再び単行のキハ120は軽快な加速とエンジン音で線路を駆けてゆく。
2015年03月21日
呑み鉄plus/乗り鉄「山陰地方」ぶらり気動車の旅③
☆新・餘部橋梁通過

香住で腹ごしらえをして、更に西を目指すことにする。取り敢えず鳥取まで行こう。新しくなった餘部橋梁も見てみたい。


次の浜坂・鳥取方面行きは、12:32発の普通列車171Dだ。
有人改札口から地下道を通ってホームへ、巨大な蟹のハサミが・・・。

しばらく待つこと10分171D(キハ47-1037+キハ47-8)が到着する。171Dは時刻表上では、浜坂行であるが列車の表示は「鳥取」となっている。
浜坂から別の535Kが鳥取行と記載されているが、運用上は同一車両のため誤乗車防止などから「鳥取」になっているのかも知れない。


この車両も首都圏色を纏っている。国鉄時代を思い出させてくれる。香住から乗車すると、次は鎧駅、餘部と進む。
鎧と餘部の間には、通称餘部鉄橋(餘部橋梁)がある。長い間、赤に塗られた鉄橋であったが、昨年(2010年)コンクリート製のものに架け替えられている。



餘部駅に着くと最後尾から餘部橋梁を眺めてみる。安全対策等が向上した姿がそこにあった。
久谷を過ぎ、浜坂(12:59)に着く。僅か30分足らずの乗車時間であった。

浜坂駅では、20分後の発車である。
香住で腹ごしらえをして、更に西を目指すことにする。取り敢えず鳥取まで行こう。新しくなった餘部橋梁も見てみたい。
次の浜坂・鳥取方面行きは、12:32発の普通列車171Dだ。
有人改札口から地下道を通ってホームへ、巨大な蟹のハサミが・・・。
しばらく待つこと10分171D(キハ47-1037+キハ47-8)が到着する。171Dは時刻表上では、浜坂行であるが列車の表示は「鳥取」となっている。
浜坂から別の535Kが鳥取行と記載されているが、運用上は同一車両のため誤乗車防止などから「鳥取」になっているのかも知れない。
この車両も首都圏色を纏っている。国鉄時代を思い出させてくれる。香住から乗車すると、次は鎧駅、餘部と進む。
鎧と餘部の間には、通称餘部鉄橋(餘部橋梁)がある。長い間、赤に塗られた鉄橋であったが、昨年(2010年)コンクリート製のものに架け替えられている。
餘部駅に着くと最後尾から餘部橋梁を眺めてみる。安全対策等が向上した姿がそこにあった。
久谷を過ぎ、浜坂(12:59)に着く。僅か30分足らずの乗車時間であった。
浜坂駅では、20分後の発車である。
2015年03月18日
呑み鉄plus/びわこエクスプレス2号キハ189系に乗る!②
☆3次会は車内で。

ホームでは、「びわこエクスプレス2号」の発車のアナウンスが流れている。

まもなく発車時刻だ。6号車の車内には呑鉄朗を含め3名の乗客でほぼ貸切か?



実は、1号車から3号車の指定席はそこそこ埋まっている。今夜のネット予約を試みた断面では1号車が表示された。表示されるとついついその号車を予約してしまう。今回はあえて6号車を逆指定した。そのため空いた車両にあたったのかも知れない。


大阪を定刻(20:36)に1072D「びわこエクスプレス2号」(キハ189-1×6連)は一路草津に向けて発車した。ディーゼルエンジン音を響かせながら加速していく。運転台では「力行(りきこう)」状態のハズだ。エンジン形式などは詳しく知らないが、新型エンジンらしく加速は良い。大阪を出てすぐ淀川鉄橋を渡っていく。列車は「力行」から「惰行」になっている。大阪を出て4分で新大阪に到着。1人の乗車があり計4名となった。

新大阪(20:41)を発車後、車内アナウンス開始。このあとの停車駅は、京都・山科・大津・石山・終点草津の6駅、大阪~草津間65.0km(営業キロ)を約50分で走行する。
さて、走行時間も僅かなのでさきほど駅のホームで買い込んだ
「缶ビールで乾杯!」

3次会の開始となった。流れ行く夜の車窓もなかなか良い。吹田の貨物ターミナルや向日町の車両基地を見て梅小路蒸気機関車館が見えるともう京都(21:05)着。

僅か24分で走り抜ける。京都で2名が下車し、車内は2名となった。山科(21:12)、大津(21:17)と楽しい時間は終了した。





~ 完 ~
ホームでは、「びわこエクスプレス2号」の発車のアナウンスが流れている。
まもなく発車時刻だ。6号車の車内には呑鉄朗を含め3名の乗客でほぼ貸切か?
実は、1号車から3号車の指定席はそこそこ埋まっている。今夜のネット予約を試みた断面では1号車が表示された。表示されるとついついその号車を予約してしまう。今回はあえて6号車を逆指定した。そのため空いた車両にあたったのかも知れない。
大阪を定刻(20:36)に1072D「びわこエクスプレス2号」(キハ189-1×6連)は一路草津に向けて発車した。ディーゼルエンジン音を響かせながら加速していく。運転台では「力行(りきこう)」状態のハズだ。エンジン形式などは詳しく知らないが、新型エンジンらしく加速は良い。大阪を出てすぐ淀川鉄橋を渡っていく。列車は「力行」から「惰行」になっている。大阪を出て4分で新大阪に到着。1人の乗車があり計4名となった。
新大阪(20:41)を発車後、車内アナウンス開始。このあとの停車駅は、京都・山科・大津・石山・終点草津の6駅、大阪~草津間65.0km(営業キロ)を約50分で走行する。
さて、走行時間も僅かなのでさきほど駅のホームで買い込んだ
「缶ビールで乾杯!」
3次会の開始となった。流れ行く夜の車窓もなかなか良い。吹田の貨物ターミナルや向日町の車両基地を見て梅小路蒸気機関車館が見えるともう京都(21:05)着。
僅か24分で走り抜ける。京都で2名が下車し、車内は2名となった。山科(21:12)、大津(21:17)と楽しい時間は終了した。
~ 完 ~
2015年03月17日
呑み鉄plus/びわこエクスプレス2号キハ189系に乗る!①
☆大阪発草津行「びわこエクスプレス2号」/キハ189系
3月16日(月)

出張で尼崎への用件があった。夕方だったので、大阪で一杯を楽しみ帰路に「びわこエクスプレス2号」を選んだ。「びわこエクスプレス」のルーツは、485系で運用されていた大阪~米原間「びわこライナー」(乗車整理券が必要)である。
現在は、下り1本米原発大阪行683系(681系もあるかも)と上り2本大阪発草津行キハ189系、大阪発米原行683系で運行されている。
今夜のお目当ては、大阪発草津行キハ189系「びわこエクスプレス2号」だ。
大阪のお初天神周辺で2軒のお店をはしごしたあとに乗車を計画している。これぞ「呑み鉄!」(笑)
さて1軒目は「いっしん」という立ち呑みのお店、大阪の市場から直接仕入れた新鮮な魚が食べられるのでよく通っている。
定番の刺身と大海老の塩焼きを楽しむ。美味!


2軒目は「たぬき食堂」は、カレー激安で有名なお店。よくTV取材も受ける有名店だ。でも夜はゆっくり楽しむことが出来る。お勧めの店だ。


(*共に撮影許可・ブログ掲載許可を得ています。)
今夜の「びわこエクスプレス2号」は6両編成。1~3・6号車が指定席だ、ネット予約で6号車を指定した。
発車20分前に大阪駅10番ホームへ着くと、すでにキハ189系「びわこエクスプレス2号」は、車体を横付けしていた。車内清掃のため乗車は、保留されていた。


今夜の編成は、キハ189-1×3連+キハ189-1003×3連で運行される。どことなくキハ181系を連想するのは呑鉄朗だけだろうか。しかし車内は新鋭特急列車そのもの、シートも広くゆったりと腰掛られる。リクライニング角度の適当で良い。
発車前に車掌さんから検札を受ける。ネット予約で画面チェックされたのは、おそらく初めてだと思う。
3月16日(月)
出張で尼崎への用件があった。夕方だったので、大阪で一杯を楽しみ帰路に「びわこエクスプレス2号」を選んだ。「びわこエクスプレス」のルーツは、485系で運用されていた大阪~米原間「びわこライナー」(乗車整理券が必要)である。
現在は、下り1本米原発大阪行683系(681系もあるかも)と上り2本大阪発草津行キハ189系、大阪発米原行683系で運行されている。
今夜のお目当ては、大阪発草津行キハ189系「びわこエクスプレス2号」だ。
大阪のお初天神周辺で2軒のお店をはしごしたあとに乗車を計画している。これぞ「呑み鉄!」(笑)
さて1軒目は「いっしん」という立ち呑みのお店、大阪の市場から直接仕入れた新鮮な魚が食べられるのでよく通っている。
定番の刺身と大海老の塩焼きを楽しむ。美味!
2軒目は「たぬき食堂」は、カレー激安で有名なお店。よくTV取材も受ける有名店だ。でも夜はゆっくり楽しむことが出来る。お勧めの店だ。
(*共に撮影許可・ブログ掲載許可を得ています。)
今夜の「びわこエクスプレス2号」は6両編成。1~3・6号車が指定席だ、ネット予約で6号車を指定した。
発車20分前に大阪駅10番ホームへ着くと、すでにキハ189系「びわこエクスプレス2号」は、車体を横付けしていた。車内清掃のため乗車は、保留されていた。
今夜の編成は、キハ189-1×3連+キハ189-1003×3連で運行される。どことなくキハ181系を連想するのは呑鉄朗だけだろうか。しかし車内は新鋭特急列車そのもの、シートも広くゆったりと腰掛られる。リクライニング角度の適当で良い。
発車前に車掌さんから検札を受ける。ネット予約で画面チェックされたのは、おそらく初めてだと思う。
2015年03月16日
呑み鉄plus/乗り鉄「山陰地方」ぶらり気動車の旅②
☆気動車王国山陰路を行く

城崎温泉は、兵庫県豊岡市にあり関西有数の温泉地である。外湯と呼ばれる7つ「一の湯」「御所の湯」「まんだら湯」「さとの湯」「柳湯」「地蔵湯」「鴻湯」の温泉がここの特徴で有名である。
今回は「地蔵湯」に入ることにした。日ごろの疲れが癒される、
風呂上りのビールは最高だ!




ほぼ小降りになった温泉街を城崎温泉駅に向かって歩く。城崎温泉駅には大阪から到着したばかりの特急「こうのとり」が停車していた。
使用されている車両は、183系700番台で元々雷鳥等で活躍していた485系の改造で生まれた車両だ。


城崎温泉駅以西は非電化区間だ、これから気動車三昧である。次に待つ列車は、豊岡発香住行169Dで、城崎温泉駅には11:01に到着する予定だ。しばらくすると豊岡方から首都圏(朱)色を纏った169D(キハ47-139×2連)が入線してきた。城崎温泉駅では下車客の方が多く、車内の乗客はまばらだった。すぐ駅を離れ(11:02)列車は先へ進む。


香住までの乗車時間は30分余り、駅数は4つだ。ディーゼルエンジン音とその振動が伝わる車内を楽しみながら車窓を楽しむ。

蟹の街香住には、定刻(11:34)に到着した。

香住での乗り継ぎ時間は、1時間程度あるので昼食にする。駅からすこし離れたところに「かに道場」があるので立ち寄る。ここは海鮮が美味しい店で香住を訪れたときには呑鉄朗、必ずといっていい程通っている店だ。



城崎温泉は、兵庫県豊岡市にあり関西有数の温泉地である。外湯と呼ばれる7つ「一の湯」「御所の湯」「まんだら湯」「さとの湯」「柳湯」「地蔵湯」「鴻湯」の温泉がここの特徴で有名である。
今回は「地蔵湯」に入ることにした。日ごろの疲れが癒される、
風呂上りのビールは最高だ!
ほぼ小降りになった温泉街を城崎温泉駅に向かって歩く。城崎温泉駅には大阪から到着したばかりの特急「こうのとり」が停車していた。
使用されている車両は、183系700番台で元々雷鳥等で活躍していた485系の改造で生まれた車両だ。
城崎温泉駅以西は非電化区間だ、これから気動車三昧である。次に待つ列車は、豊岡発香住行169Dで、城崎温泉駅には11:01に到着する予定だ。しばらくすると豊岡方から首都圏(朱)色を纏った169D(キハ47-139×2連)が入線してきた。城崎温泉駅では下車客の方が多く、車内の乗客はまばらだった。すぐ駅を離れ(11:02)列車は先へ進む。
香住までの乗車時間は30分余り、駅数は4つだ。ディーゼルエンジン音とその振動が伝わる車内を楽しみながら車窓を楽しむ。
蟹の街香住には、定刻(11:34)に到着した。
香住での乗り継ぎ時間は、1時間程度あるので昼食にする。駅からすこし離れたところに「かに道場」があるので立ち寄る。ここは海鮮が美味しい店で香住を訪れたときには呑鉄朗、必ずといっていい程通っている店だ。
2015年03月14日
呑み鉄plus/乗り鉄「山陰地方」ぶらり気動車の旅①
☆青春18きっぷの旅

平成23年8月21日朝から雨模様。しかも結構本降り。
行くべきか行かざるべきか迷うところ。
しばらく乗り鉄から遠ざかっていたこともあり、ぶらりと列車に乗りたいと思い発売中の「青春18きっぷ」を先日購入していた。事前に計画されていたものでないので取りやめても特に制約はない。
「まぁひどくなったら帰ってくれば良い」そんな気持ちで家を出た。
目的は山陰本線の気動車に乗ること。(*無計画だったので旅の記録も残っていない)
京都駅(6:04発)から223M(221系4連)園部行きに乗車した。列車は雨が強く降り続く中、丹波口、二条と各駅に停車し乗客を拾う。
上りの二番列車であり、あまり混雑していない。京都から園部までは、34.2km(営業キロ)。園部から見れば京都市内は十分に通勤圏内だ。
同区間は複線化工事が進み、普通列車でも40分程度で結んでいる。
電化時(単線)は、113系(4連、6連、8連)が運用の中心であったが221系への運用に置き換わっている。
関西圏では、普通列車に転換クロスシートが相当際採用されているので、それが当たり前になっていて、113系(一部更新車を除く)のようなボックスシートは疲れる気がする。(実際も疲れるのだが)
さて列車は、雨にもマケズ、定刻に園部(6:46)に到着する。後続の福知山行きの225Mを待てば良いが、園部から4つ先の駅胡麻までの短区間で運行される1183Mが発車を待っていた。雨で駅の外に出ても何も出来ないので、この1183M(6:54発)に乗り継いだ。



無人駅である胡麻駅で後続の225Mを待つ。雨は止む気配はない。
胡麻駅(7:43発)225Mが入線してくる。最近導入された223系5500番台が運用されている。2両編成のためそれなりに混雑している。
福知山までの約50分立つことになった。福知山(8:37発)で427Mに乗り継ぎ豊岡(9:42)に到着する。雨がやっと小降りになってきた。
豊岡でディーゼルカーとご対面。ここから気動車の旅が始まる。

一見、旧国鉄首都圏色に見えるが、実は播但線色(正式名称ではない)でJR西日本独自色だ。2区間となるが城崎温泉まで乗車することにする。豊岡駅(9:44)167D(キハ47-1012×2連)を発車し、先を目指す。列車は、円山川沿いに北上する。ディーゼルエンジン音が心地よい。
僅か10分程で城崎温泉駅に到着する。
ここで朝風呂を楽しむことにする。



平成23年8月21日朝から雨模様。しかも結構本降り。
行くべきか行かざるべきか迷うところ。
しばらく乗り鉄から遠ざかっていたこともあり、ぶらりと列車に乗りたいと思い発売中の「青春18きっぷ」を先日購入していた。事前に計画されていたものでないので取りやめても特に制約はない。
「まぁひどくなったら帰ってくれば良い」そんな気持ちで家を出た。
目的は山陰本線の気動車に乗ること。(*無計画だったので旅の記録も残っていない)
京都駅(6:04発)から223M(221系4連)園部行きに乗車した。列車は雨が強く降り続く中、丹波口、二条と各駅に停車し乗客を拾う。
上りの二番列車であり、あまり混雑していない。京都から園部までは、34.2km(営業キロ)。園部から見れば京都市内は十分に通勤圏内だ。
同区間は複線化工事が進み、普通列車でも40分程度で結んでいる。
電化時(単線)は、113系(4連、6連、8連)が運用の中心であったが221系への運用に置き換わっている。
関西圏では、普通列車に転換クロスシートが相当際採用されているので、それが当たり前になっていて、113系(一部更新車を除く)のようなボックスシートは疲れる気がする。(実際も疲れるのだが)
さて列車は、雨にもマケズ、定刻に園部(6:46)に到着する。後続の福知山行きの225Mを待てば良いが、園部から4つ先の駅胡麻までの短区間で運行される1183Mが発車を待っていた。雨で駅の外に出ても何も出来ないので、この1183M(6:54発)に乗り継いだ。
無人駅である胡麻駅で後続の225Mを待つ。雨は止む気配はない。
胡麻駅(7:43発)225Mが入線してくる。最近導入された223系5500番台が運用されている。2両編成のためそれなりに混雑している。
福知山までの約50分立つことになった。福知山(8:37発)で427Mに乗り継ぎ豊岡(9:42)に到着する。雨がやっと小降りになってきた。
豊岡でディーゼルカーとご対面。ここから気動車の旅が始まる。
一見、旧国鉄首都圏色に見えるが、実は播但線色(正式名称ではない)でJR西日本独自色だ。2区間となるが城崎温泉まで乗車することにする。豊岡駅(9:44)167D(キハ47-1012×2連)を発車し、先を目指す。列車は、円山川沿いに北上する。ディーゼルエンジン音が心地よい。
僅か10分程で城崎温泉駅に到着する。
ここで朝風呂を楽しむことにする。