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Posted by 滋賀咲くブログ at

2018年03月19日

呑み鉄plus ~場内進行/黒部峡谷鉄道②~

☆黒部峡谷鉄道編/内燃機関車を運転してみよう!
EDM22①
 56豪雪の再来と言われた平成30年の冬の北陸、この週の半ばには春一番とも言える強風と急に回復した気温により、春を呼ぶとも錯覚するような日が続いたが、今日2月17日(土)は、雨のち雪の予報。黒部峡谷鉄道(以下「黒鉄」)の起点宇奈月駅周辺は強風に降雪、一気に冬に逆戻りの雰囲気を漂わせる。
黒鉄宇奈月駅①
 さて、呑鉄朗は黒鉄宇奈月駅前に居た、この鉄道は冬の期間は運休を余儀なくされる大自然の厳しさと共存する珍しい路線だ。ナローゲージで敷設された鉄路は宇奈月を起点とし欅平を終点(旅客営業区間)とする20.1kmをおおよそ45分前後で結ぶ。
 全営業列車は電気機関車が客車を牽引するスタイルを踏襲している。多くの列車は、電気機関車の重連で運行されている。この鉄道の営業上の最高速度は25km/hとのこと。
黒鉄宇奈月駅②
 運休中のため宇奈月駅には、乗客はいない。唯一、呑鉄朗が関係者以外の一般人だ。2階専用受付で手続きを行う。「黒部峡谷トロッコ電車運転体験会」(電車の呼び名はご愛嬌)と名うったこの企画、(今年)初めて実施するイベントで色々試行錯誤の末、実施に至ったとお聞きした。
 呑鉄朗、たまたま募集開始翌日に黒鉄のHPにアクセスしたことにより本イベントを知り即日応募した。
 実は、黒鉄は台湾の阿里山森林鉄道と姉妹提携しており、この鉄道のことを調べていてアクセスしたものだった。
 所定の手続きを終えると、運転用の軍手と体験者を示す腕章を手渡される。制服・制帽も用意されており、希望者は着用可能とのこと、呑鉄朗二つ返事でお願いした。
運転体験①
運転体験②
 ここから運転体験カリキュラムに移行、「運転体験説明会」が行われる。まずアルコールチェックが乗務員同様の手順で行われる。専用の機械にストローを使って息を3秒吹きかける。本日は呑み鉄していないので、当然「0」(飲酒なし)であった。
 続いて本日の説明会、内燃(ディーゼル)機関車の特徴や運転に関する説明を受ける。
DD25①
 ここまで終了すると、いよいよ体験する実車のところへ移動、ホームから線路に降りる。
目の前には、内燃機関車DD25号がアイドリング中だ。
 黒鉄の旅客営業には電気機関車がその任にあたるが、保守等の事業車には、停電中に実施されることも多々あるので、内燃機関車が配置されている。
 さて本日は寒の戻りの影響で風雪というか降雪が激しい。天候の関係もありすぐに機関車への乗車(2エンド側)が許された。
DD25②
 本日、呑鉄朗を指導頂くのは、金森指導運転士。挨拶を交わした後、DD25号について詳しい説明を受ける。
 いよいよ、運転の時間。まずは金森指導運転士のデモンストレーション、機関車は素直に反応し、約40m程の前進とともに操作説明を受け、後進により元位置へ戻る。
DD25③
 ここで呑鉄朗に交代、1往復は練習もう1往復は標識等を遵守し運転に臨む。
 ブレーキハンドルはすでに着装された状態から、まずエンジン始動・・キーを操作すると調子よくエンジン音がスタートする。雪のためワイパーも作動中。
 ここで金森指導運転士から、線路の状態から「耐雪ブレーキ」ボタンを押すよう指示がある。この耐雪ブレーキとは、ブレーキと車輪の間に雪が入り込まないようにするモードで少々ブレーキのかかった状態とでも言ったらよいのだろうか。
 運転レバーにより中立「N」から前進へシフトさせる・・ところが予想以上にこの運転レバーが軽く、前進を飛び越えて走行「1」までシフトさせてしまった。(失敗)
 一旦、中立に戻す。少々焦ってしまった。
このシフトレバーは、「後進」「中立」「前進」「低速」「自動」のポジションがある。
DD25④
DD25⑤
 再び気を取り戻して「前進」モードにシフト。ブレーキを開放していないので、まだ走らない。前方を確認し「青旗(青信号)」を確認、指差して「出発進行」と呼称、続いて汽笛を鳴らすのだが、ここで汽笛ペダルが上手く踏めない。実はこの運転台、すごく狭い。大柄の呑鉄朗には、なお更狭い。何度も足の位置をずらしてようやく汽笛ペダルを踏むことが出来た。
 やっとブレーキを開放するとDD25号はゆっくりと雪に隠れたレールの上を進みだした。指示速度は8km/h、ノッチを入れるというか無段階のため自動車のアクセルのようだ。指示速度に達するとノッチを切る・・・とみるみる速度が低下する。
 これは耐雪ブレーキの効果と降雪が影響しているようだ。
しばらく進むと徐行信号があり指示速度は5km/h、減速しなくてもすでに5km/hを保っていた。そのまま進行し徐行解除信号により再び8km/hに加速し進行。
 停止位置の少し手前で汽笛を鳴らし、いよいよブレーキ操作だ、少し堅めのハンドル操作のため、どうしても圧力不足を招く位置にブレーキハンドルを置いてしまう。
 停止ののち、常用ブレーキの位置へ移動しエンジン切り。機関車を降り、反対側(1エンド側)に移動し逆行の練習をする。1エンド側のブレーキハンドルは軽めで操作がしやすく確実に操作が出来た。これで1往復目を終了。
DD25⑥
 再び2エンド側に移動し、本番。今度は標識等を遵守しての走行である。
 ブレーキハンドルをセット、エンジン始動、耐雪ブレーキボタンを押し、前方青信号(青旗)を確認し、「出発進行」を指差呼称。汽笛・・・やっぱり、ここは上手くいかない・・ブレーキ解除、ノッチ入、時速8km/hまで加速、順調だ。
 汽笛標識、「汽笛」続いて徐行信号「徐行5km/h」指差呼称と共に減速、指示速度よりも落ちる、「徐行解除」指差呼称、再び加速して、最後に汽笛、構内の停止位置に目標を定め徐々にブレーキを操作する。
 2エンド側のブレーキは若干堅め、どしてもワンテンポ遅れてしまう、少々大きくブレーク操作をして目標位置手前で停止。
 まぁまぁ良しとしよう。
DD25⑦
DD25⑧
DD25⑨
金森指導運転士
DD25⑩
 復路は、完成形として運転に臨む。目標停止位置にほぼ停止させ、エンジンを停止して運転体験を終えた。金森指導運転士に感謝。
 運転速度は一桁の5km/hや8km/hであるが、小さい車両であるため体感速度は、もっと早く感じた。
DD25⑪
DD25⑫
 機関車を降車する時は、雪は更に厳しくなって大雪・・線路を渡りホームに戻り、日頃保守に携わる車両の見学を許された。
SP2①
SP2②
SP2③
SP2④
 まずは、除雪車SP-2。黒鉄唯一の除雪車で車端の一方に除雪用ロータリーを装備している。ロータリーが一方向にしかないので、転写台の無い黒鉄(そう思い込んでいる)ではどうやって方向転換するのか聞いてみた。
SP2⑤
 すると答えは「車両自身(上部)が回転します」とのこと、う~ん。松山の坊ちゃん列車の機関車みたい。
保守車両①
保守車両②
 続いて保守車へ独特の形状と両運転台が特徴だ。
EDM22②
EDM22③
 最後に、検査(全検)待ちの電気機関車を特別に案内頂いた。搭乗を許された機関車はEDM22号、5両在籍するEDM形だ。
 運転席に着く、マスコンのノッチは17段階、気動車などに比べ随分細かい。パンタグラフはシングルアームを採用している。運転席を満喫して、今回の体験を終了する。
 受付に戻り、制服・制帽を返却し、運転体験証明書と共に記念品を頂戴する。このイベントは3月18日で終了しているが、次年度以降の開催は、今後検討していくとのこと。
運転体験③
 今回運転体験は、明知鉄道、りくべつ鉄道に続く3つ目、延べ4回目となったが、初めての降雪状況での運転、貴重な経験となった。
 是非、次の機会があればまた足を運びたい。運営のみなさま本当にお世話になりましてありがとうございました。
地鉄①

 黒部峡谷鉄道編~完~

当ブログへお越し下さいましてありがとうございます。
本掲載につきまして黒部峡谷鉄道関係者様ならびに金森指導運転士様の了解を得ています。
  


Posted by 呑鉄朗 at 08:00黒部峡谷鉄道

2018年03月05日

呑み鉄plus ~場内進行/黒部峡谷鉄道①~

☆富山地方鉄道/アルペンエクスプレス
アルペンエクスプレス①
 冬期間は運休する黒部峡谷鉄道(通称「黒鉄」)、冬の厳しさは想像以上である。
この黒鉄で初めての試みとして運転体験を開催との情報を得て、早速、開催日の2月17日(土)宇奈月へ向かう。
 電鉄富山駅7:01発宇奈月温泉行急行列車の入線を電鉄富山駅の改札口前で待つ。
 入線は5分程度前でそれまで安全のため改札は行われない。駅構内ではあるものの、このところの寒波もあり結構寒い。気温は多分0度前後ではなかろうか。 先週の寒さから比べて多少は和らいだ気はするが、まだまだ厳しい寒さだ。
 寺田方から3両編成のアルペンエクスプレスの姿が確認できる。ゆっくり入線してくる車両は、水戸岡鋭治氏(ドーンデザイン事務所)の手によりリニューアルされたもの。氏の独特のデザインで纏められている。
 列車がホームに停車すると、改札が始まった。呑鉄朗が目指すは中間車の2号車、車内が大胆に変更されている。
アルペンエクスプレス車内①
アルペンエクスプレス車内②
アルペンエクスプレス車内③
アルペンエクスプレス車内④
アルペンエクスプレス車内⑤
アルペンエクスプレス車内⑥
 1・3号車は、オリジナルシートを大半残しているのでリクライニングシートが装備されているが、2号車は、ロングシートや一人掛けシートなど多種多様となっている。呑鉄朗はロングシートの3番ABC席がお気に入り。
 少ない乗客を乗せ、電鉄富山を定刻に出発する、急行列車ではあるが途中寺田までは各駅停車となる。列車は小雪の舞う中、ゆっくり走行していく。
アルペンエクスプレス車窓①
アルペンエクスプレス車窓②
アルペンエクスプレス車窓③
 寺田を経て、上市に到着する。ここで線路は止まってしまう。この先へはスイッチバックして向かう。対向列車と同じ方向から駅に進入する。
 列車交換、方や宇奈月温泉へ、方や電鉄富山へ向かって上市を後にする。
上市で乗客の大半は下車したので、2号車の乗客は、呑鉄朗の外と席で辞書を広げ勉強している高校生と2人の寂しさとなってしまった。広い机のある2号車は勉強にも最適か?
アルペンエクスプレス車窓④
 静かな車内には、列車が線路を刻む走行音と女性車掌のアナウンスと自動音声のアナウンスが時折流れる。
 滑川付近まで進むと「あいの風鉄道」と並走が始まる、途中「あいの風」と交差し山側から海側へ。魚津付近では、日本海に近いところを走行していく。電鉄黒部の手前で、再び「あいの風」を立体交差で越え、山側へ大きく針路を変え宇奈月温泉を目指す。
 電鉄黒部で、列車交換のため長めの停車。スノーボードを抱えた若者が乗車、車窓は雨が本降りへと変わっている。
アルペンエクスプレス車窓⑤
 新黒部では、北陸新幹線の下を潜る、車窓が雨から雪に変わっていく。宇奈月温泉駅に到着する頃には、吹雪いていた。
アルペンエクスプレス車内⑦
アルペンエクスプレス②
  


Posted by 呑鉄朗 at 08:08黒部峡谷鉄道