2019年10月06日
ことこと列車③60thクルーズ/呑み鉄plus
ことこと列車③まだまだ続くよ!感動とおもてなし

ことこと列車は12:35直方駅に到着した、ここまで出発後約1時間を経過している。ここで再びスイッチバックする、また乗客のためのトイレ休憩の時間でもある。約20分の時間が設けられている。
ことこと列車はWCが設備されていないので、駅でトイレ休憩をすることによってカバーしていることが覗える。
このあとも金田、田川伊田、油須原の各駅で停車し休憩が可能だ。

(ことこと列車)
直方駅のホームでは、乗客のみなさんが記念撮影に勤しんでいる。クルーのみなさんもアテンドに忙しそうだ。
龍鐵氏と呑鉄朗は、自席で北海道以来二ヶ月ぶりの呑み鉄談義。
目の前のワインも消費されていく。
周囲には乗客が戻り始める、まもなくことこと列車の出発時刻だ。
クルーの皆さんが乗客の乗り忘れがないかを確認して、定刻に直方駅を出発進行。
再び、田川伊田そしてその先の行橋を目指す。

(直方駅出発)
ことこと列車は観光列車でもあるので、沿線の紹介なども案内される。その案内の中心的役割を担っているのが佐々木運転士である。そのため運転中でも(安全に)案内が可能な様にヘッドセットを着装されている。
車窓に流れる福智山や香春岳など沿線の見どころを初めての乗客にもわかりやすく説明されている。また案内は運転士だけでなく、クルーからも行われ、列車全体にどこかしら一体感のような雰囲気がつくられていく。

(黒ダイヤ 海老のフリット)
龍鐵氏と呑鉄朗のワインの消費も順調?だ。
続いて次の料理「 黒ダイヤ 海老のフリット (筑豊の誇り) 」がテーブルに。

(クルー:上野氏)
料理を運んでくれたクルーの上野氏に接客の研修は航空機会社など社外のものか尋ねたところ、すべて自社での研修とのこと、また上野氏は運行開始前の試運転からクルーとして乗務しているとのこと。
つまり研修以外は、この列車の今までのクルーズにより実践で身につけられたということ。
細かな気配りが素晴らしい。龍鐵氏も同意見!
それでは黒ダイヤいただきます!!
石炭をイメージした黒い外観であるが、中はふわふわで食感も良い。

(黒ダイヤ 海老のフリット)
ことこと列車は、先ほどのキハ2004の横を抜け金田駅に到着する。約10分強の停車時間がある、ここまで列車全景を撮影出来るチャンスがなかったので対向ホームへ向かう。

(ことこと列車)

(金田駅)

(金田駅)

(ことこと列車)

(ことこと列車)
この駅での撮影者はほとんどなく、撮影に専念出来た。実はこの停車は、ことこと列車にとって重要な意味があった。このあとの料理や食材の積み込みがなされていた。
温かい料理を提供するためのおもてなしにいろいろな工夫があることを知った。

(和牛頬肉のパピオット)

(和牛頬肉のパピオット)
列車に戻ると次の料理「 和牛頬肉のパピオット (上野焼を感じながら) 」の提供中であった。
副題のとおり上野(あがの)焼の皿にて提供される。
とろけるほどに良く煮込まれて、口の中に美味しさが広がる。ワインとの相性も良いと思う。
また地元から取り寄せた焼きたてパンも提供された。人気店の2店舗のものとのこと。
ことこと列車が金田を出ると、線路は進行方向右に分かれていく。一度目は見逃したのだが、金田と田川後藤寺を結ぶ同社の糸田線の路線である。

(車窓:香春岳)

(香春岳と白ダイヤ)
一方、進行方向左の車窓には香春岳が見えてくる。一の岳・二の岳・三の岳で構成されるが、一の岳は石灰採掘で削られ山頂が平たくなっていた。滋賀県の伊吹山に通ずるところがある。
クルーの角田氏から削られる前の一の岳の写真と白ダイヤ(石灰石)を見せてもらった。

(三井田川炭坑跡煙突)
さらに先へ進むと、進行方向右の車窓に二対の煉瓦の煙突が見えてくる。三井田川炭坑の跡地に整備された田川市石炭・歴史博物館のものだそう。かつて石炭産業が盛んなころは、それらが稼働し日本のエネルギー産業を支えていたのだ。
現在では、国内での石炭の炭鉱は過去のものとなっているハズだ。クルーの角田氏によると学校のチャイムには炭坑節が採用されているとか。
ことこと列車は、13:35田川伊田駅に到着する。ここでは、休憩に加えて駅ホームで地元産物やお土産の販売がある。

(田川伊田駅マルシェ:買い物時間①)

(枕木オーナー制度)

(田川伊田駅マルシェ②)
当ブログにお越しくださいましてありがとうございます。
本件記事は、本編4編と番外1編の計5編で構成し3編目です、次回は日曜日に更新する予定です。
本件記事掲載にあたり平成筑豊鉄道の関係者の皆様のご協力を頂戴しましたことに深く御礼申し上げます。
ことこと列車は12:35直方駅に到着した、ここまで出発後約1時間を経過している。ここで再びスイッチバックする、また乗客のためのトイレ休憩の時間でもある。約20分の時間が設けられている。
ことこと列車はWCが設備されていないので、駅でトイレ休憩をすることによってカバーしていることが覗える。
このあとも金田、田川伊田、油須原の各駅で停車し休憩が可能だ。
(ことこと列車)
直方駅のホームでは、乗客のみなさんが記念撮影に勤しんでいる。クルーのみなさんもアテンドに忙しそうだ。
龍鐵氏と呑鉄朗は、自席で北海道以来二ヶ月ぶりの呑み鉄談義。
目の前のワインも消費されていく。
周囲には乗客が戻り始める、まもなくことこと列車の出発時刻だ。
クルーの皆さんが乗客の乗り忘れがないかを確認して、定刻に直方駅を出発進行。
再び、田川伊田そしてその先の行橋を目指す。
(直方駅出発)
ことこと列車は観光列車でもあるので、沿線の紹介なども案内される。その案内の中心的役割を担っているのが佐々木運転士である。そのため運転中でも(安全に)案内が可能な様にヘッドセットを着装されている。
車窓に流れる福智山や香春岳など沿線の見どころを初めての乗客にもわかりやすく説明されている。また案内は運転士だけでなく、クルーからも行われ、列車全体にどこかしら一体感のような雰囲気がつくられていく。
(黒ダイヤ 海老のフリット)
龍鐵氏と呑鉄朗のワインの消費も順調?だ。
続いて次の料理「 黒ダイヤ 海老のフリット (筑豊の誇り) 」がテーブルに。
(クルー:上野氏)
料理を運んでくれたクルーの上野氏に接客の研修は航空機会社など社外のものか尋ねたところ、すべて自社での研修とのこと、また上野氏は運行開始前の試運転からクルーとして乗務しているとのこと。
つまり研修以外は、この列車の今までのクルーズにより実践で身につけられたということ。
細かな気配りが素晴らしい。龍鐵氏も同意見!
それでは黒ダイヤいただきます!!
石炭をイメージした黒い外観であるが、中はふわふわで食感も良い。
(黒ダイヤ 海老のフリット)
ことこと列車は、先ほどのキハ2004の横を抜け金田駅に到着する。約10分強の停車時間がある、ここまで列車全景を撮影出来るチャンスがなかったので対向ホームへ向かう。
(ことこと列車)
(金田駅)
(金田駅)
(ことこと列車)
(ことこと列車)
この駅での撮影者はほとんどなく、撮影に専念出来た。実はこの停車は、ことこと列車にとって重要な意味があった。このあとの料理や食材の積み込みがなされていた。
温かい料理を提供するためのおもてなしにいろいろな工夫があることを知った。
(和牛頬肉のパピオット)
(和牛頬肉のパピオット)
列車に戻ると次の料理「 和牛頬肉のパピオット (上野焼を感じながら) 」の提供中であった。
副題のとおり上野(あがの)焼の皿にて提供される。
とろけるほどに良く煮込まれて、口の中に美味しさが広がる。ワインとの相性も良いと思う。
また地元から取り寄せた焼きたてパンも提供された。人気店の2店舗のものとのこと。
ことこと列車が金田を出ると、線路は進行方向右に分かれていく。一度目は見逃したのだが、金田と田川後藤寺を結ぶ同社の糸田線の路線である。
(車窓:香春岳)
(香春岳と白ダイヤ)
一方、進行方向左の車窓には香春岳が見えてくる。一の岳・二の岳・三の岳で構成されるが、一の岳は石灰採掘で削られ山頂が平たくなっていた。滋賀県の伊吹山に通ずるところがある。
クルーの角田氏から削られる前の一の岳の写真と白ダイヤ(石灰石)を見せてもらった。
(三井田川炭坑跡煙突)
さらに先へ進むと、進行方向右の車窓に二対の煉瓦の煙突が見えてくる。三井田川炭坑の跡地に整備された田川市石炭・歴史博物館のものだそう。かつて石炭産業が盛んなころは、それらが稼働し日本のエネルギー産業を支えていたのだ。
現在では、国内での石炭の炭鉱は過去のものとなっているハズだ。クルーの角田氏によると学校のチャイムには炭坑節が採用されているとか。
ことこと列車は、13:35田川伊田駅に到着する。ここでは、休憩に加えて駅ホームで地元産物やお土産の販売がある。
(田川伊田駅マルシェ:買い物時間①)
(枕木オーナー制度)
(田川伊田駅マルシェ②)
当ブログにお越しくださいましてありがとうございます。
本件記事は、本編4編と番外1編の計5編で構成し3編目です、次回は日曜日に更新する予定です。
本件記事掲載にあたり平成筑豊鉄道の関係者の皆様のご協力を頂戴しましたことに深く御礼申し上げます。
Posted by 呑鉄朗 at 08:08
│平成筑豊鉄道