この広告は365日以上更新がないブログに表示されます。  

Posted by 滋賀咲くブログ at

2015年01月03日

呑み鉄plus ~第27閉塞 (宜蘭線)蘇澳 ~

新鋭特急列車普悠馬自強


普悠馬自強222號①


台湾啤酒12


☆新鋭!普悠馬自強222號
 瑞芳駅へ戻り、普悠馬自強222號を待つ。今回の旅で最も指定席入手に時間を要した列車だ。
 瑞芳駅月台で待っていると、白色ベースに真っ赤なフェイスの普悠馬自強222號が入線してきた。
この列車は、2014年6月花連・台東間電化を睨んで2013年2月に導入された新鋭車両だそうで、日本の日立製JR九州885系をイメージするような車両だ。
 定刻12:01普悠馬自強222號(TEP2027×8連)は、瑞芳を後にした。指定された1号車11番(最後尾車両)に着席する。
T氏とは、通路を挟んでの並び席となった。
それぞれ隣席に遠慮しながら、いままでと種類の違う台湾啤酒で「乾杯!」(通算12回目)、龍鳳腿が美味しい。
普悠馬車窓 亀島


普悠馬自強222號②


車窓は飛ぶように流れていく、昨夜の太魯閣自強號の再来である。結構な暴れ馬かも知れない、後で知ったが車体傾斜式の車両(振子式では無い模様)で最高速度140km/hの性能を持っている。
 「台湾には、ボーソー特急がいくつもあるなぁ」と会話が弾んだ。車内販売が来る、この旅では車販まで網羅してなかったので、この列車では購入はしなかった。
列車は、再び雨の降り出した宜蘭線を南に向かって疾走していく。
定刻12:55雨の中の羅東駅に到着した。

☆乗り潰しファイナル「(宜蘭線)蘇澳新~蘇澳」

 羅東駅では、3分の待ち合わせ後続の區間4170車次に乗り継ぐ予定であったが、列車の到着は、「晩16分」と表示されていた。その間にWCをすませた。
 結局、區間4170車次(45EM515×4連)は、晩6分で羅東に到着し、乗降完了早々に蘇澳を目指して出発した。
 列車は、宜蘭線冬山・新馬を経て蘇澳新に到着した。この駅では、貨物列車や客車列車が構内や引込線に停車している。なかなか楽しそうな駅だ。
羅東駅


區間4170車次


 列車は、遅延状態なので乗客の乗降が終わるとすぐ終点蘇澳に向け発車した。進行方向右手に花蓮を結ぶ北廻線が分岐していく。おおよそ5分ほどで定刻13:18に晩3分で終点蘇澳駅に到着した。
 万感の想いで蘇澳駅月台に降り立つ。
9日深夜23:30に台北駅から始まった台湾国鉄乗りつぶしの旅、おおよそ62時間かかって12日の13:21に224駅中224駅目として蘇澳駅に到達することが出来た。
蘇澳駅①


蘇澳駅②


日本の鉄道でさえ最近は計画どおりに旅が出来ないこともあるが、海外の台湾で、ほぼ当初の計画どおり乗りつぶしが出来たことに感動を覚え、またT氏への感謝でいっぱいになった。
 旅の途中で判明した、彰化・追分間の海岸線(海線)ルートのみ乗り残したことになるので、次回の訪台時に踏破し、完全なる全線完乗車を目指したいと心に誓った。