2017年02月18日
呑み鉄plus/青春18きっぷ「赤券」で旅に出る③
☆18きっぷの旅/津山線北上①

岡山からは、津山線に乗換え津山を目指す。乗継時間が半時間程度あるので途中下車しモーニングを買い込む。
再び改札を受け、岡山駅9番ホームへ着くと、すでに2両編成の気動車が入線していた。
ノスタルジー編成を期待していたが、首都圏色の編成だった。



津山を目指すのは、3934D快速ことぶき(キハ4718×2連)だ。前身は、急行「砂丘」で智頭急行線が開通するまで、津山・因美線経由で岡山~鳥取間を結んでいた。編成は3両で構成され、キハ58系(キハ65系含む)で運用され、特筆すべきは、キロハ28の存在で、普通席とグリーン席を半分づつ備えていた。また一部区間では、腕木式信号が健在でタブレットが使用されていた。
智頭急行線が開業(1997年)と同時に岡山~鳥取間は特急「スーパーいなば」が受け持ち、急行「砂丘」は任を解かれることになったが、岡山~津山(智頭)間については、急行「つやま」また快速「ことぶき」として継承された。うち急行「つやま」は1往復で急行「砂丘」の車両が使用されたが晩年(2003年)キハ58系(キハ65系含む)の3両編成からキハ40系2両編成に置き換えられ快速「ことぶき」と大差がなくなり、最終的(2009年)に快速に統一された。列車愛称が付けられているのは、運行開始当時、指定席を備えていたからである。


同じホームの隣には吉備線の列車が到着し、旧国鉄色の気動車が並ぶ。ホームの設備は最近のものになっているが、車両は昭和時代を感じさせる。

さて、3934D快速「ことぶき」は、9:42の発車間際にはすでに満席となっていた。定刻に岡山を後にし、一路津山を目指す。車内は射し込む陽と暖房で暖かい、特に電車と違いディーゼルエンジンの廃熱利用による温水暖房は車両全体がやさしい暖かさに感じる。
快晴の空の下、3934Dは直線を加速していく、旧国鉄キハ40系なので今のJR気動車のような鋭い加速ではないが、唸るエンジン音が心地良い。運転席では、きっと出発・加速時に「変」、ある程度速度がのってきたら「直」、制限速度に到達したら「中」と操作し、停車駅の手前からブレーキを操作して安全に停止位置に止めることを励行している。
約3分ほどの走行で隣の法界院に停車する、ここで乗客が少し下車し、満席状態が和らぐ。法界院を出発すると、5つ先の金川まで通過する。呑鉄朗のボックスに座っていた人達は法界院で下車したので、現在ボックスは呑鉄朗のみ、車窓を眺めながら珈琲片手にモーニングにする。テーブルがないのが残念だが、これは車両が近郊仕様なので仕方がない。

車窓は、一級河川旭川が見え隠れしている。この旭川は、水源を朝鍋鷲ケ山とする延長142kmにおよぶ河川で、吉井川・高梁川と並んで岡山三大河川とよばれるそうだ。








3934Dは、津山線を北上していく、金川での上下車はほとんどなく、更に先に進んで福渡に停車。ここで3935D岡山行快速「ことぶき」と交換、あちらも首都圏色の2両編成だ。


岡山からは、津山線に乗換え津山を目指す。乗継時間が半時間程度あるので途中下車しモーニングを買い込む。
再び改札を受け、岡山駅9番ホームへ着くと、すでに2両編成の気動車が入線していた。
ノスタルジー編成を期待していたが、首都圏色の編成だった。
津山を目指すのは、3934D快速ことぶき(キハ4718×2連)だ。前身は、急行「砂丘」で智頭急行線が開通するまで、津山・因美線経由で岡山~鳥取間を結んでいた。編成は3両で構成され、キハ58系(キハ65系含む)で運用され、特筆すべきは、キロハ28の存在で、普通席とグリーン席を半分づつ備えていた。また一部区間では、腕木式信号が健在でタブレットが使用されていた。
智頭急行線が開業(1997年)と同時に岡山~鳥取間は特急「スーパーいなば」が受け持ち、急行「砂丘」は任を解かれることになったが、岡山~津山(智頭)間については、急行「つやま」また快速「ことぶき」として継承された。うち急行「つやま」は1往復で急行「砂丘」の車両が使用されたが晩年(2003年)キハ58系(キハ65系含む)の3両編成からキハ40系2両編成に置き換えられ快速「ことぶき」と大差がなくなり、最終的(2009年)に快速に統一された。列車愛称が付けられているのは、運行開始当時、指定席を備えていたからである。
同じホームの隣には吉備線の列車が到着し、旧国鉄色の気動車が並ぶ。ホームの設備は最近のものになっているが、車両は昭和時代を感じさせる。
さて、3934D快速「ことぶき」は、9:42の発車間際にはすでに満席となっていた。定刻に岡山を後にし、一路津山を目指す。車内は射し込む陽と暖房で暖かい、特に電車と違いディーゼルエンジンの廃熱利用による温水暖房は車両全体がやさしい暖かさに感じる。
快晴の空の下、3934Dは直線を加速していく、旧国鉄キハ40系なので今のJR気動車のような鋭い加速ではないが、唸るエンジン音が心地良い。運転席では、きっと出発・加速時に「変」、ある程度速度がのってきたら「直」、制限速度に到達したら「中」と操作し、停車駅の手前からブレーキを操作して安全に停止位置に止めることを励行している。
約3分ほどの走行で隣の法界院に停車する、ここで乗客が少し下車し、満席状態が和らぐ。法界院を出発すると、5つ先の金川まで通過する。呑鉄朗のボックスに座っていた人達は法界院で下車したので、現在ボックスは呑鉄朗のみ、車窓を眺めながら珈琲片手にモーニングにする。テーブルがないのが残念だが、これは車両が近郊仕様なので仕方がない。
車窓は、一級河川旭川が見え隠れしている。この旭川は、水源を朝鍋鷲ケ山とする延長142kmにおよぶ河川で、吉井川・高梁川と並んで岡山三大河川とよばれるそうだ。
3934Dは、津山線を北上していく、金川での上下車はほとんどなく、更に先に進んで福渡に停車。ここで3935D岡山行快速「ことぶき」と交換、あちらも首都圏色の2両編成だ。
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Posted by 呑鉄朗 at 22:06
│青春18きっぷ